
旧制巻中学校の初代校長黒金泰信先生が定められたものです。
「勤労」とは、「心身を働かせ、懸命に仕事にはげむこと」。
「廉直」とは、「心が清らかで私欲がなく、正直なこと」。
「恭敬」とは、「相手を尊敬しつつ、つつしみ、うやまうこと」。
巻高等学校のもう一つの前身旧制巻高等女学校の校訓は、「まこと みさを つとめ なさけ」でした。こちらの精神も伝統として大切にされています。
「勤労・廉直・恭敬」の校訓のもと、明確な目標を持ち、自ら努力するとともに、親和協働し奉仕の精神と責任感を持って積極的に行動する生徒を育成する。
巻高等学校は、1950年に旧制巻中学校と旧制巻高等女学校を統合して発足しました。3校の歴史をご紹介します。
明治39(1906)年 6月23日 |
新潟県立新潟中学校巻分校として設立認可 |
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明治40(1907)年 3月6日 |
新潟県立巻中学校として独立する |
明治40(1907)年 5月1日 |
授業が開始される。この日を以て創立記念日とする |
大正2(1913)年 4月1日 |
西蒲原郡立巻中学校と変更される |
大正3(1914)年 3月25日 |
新潟県立巻中学校に戻る |
昭和22(1947)年 4月1日 |
併設中学校が設置される |
昭和23(1948)年 4月1日 |
新潟県立巻高等学校と改称 |
大正2(1913)年 2月14日 |
新潟県西蒲原郡立実科高等女学校として設立認可 |
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大正3(1914)年 4月12日 |
巻小学校校舎一部を借用し開校 |
大正3(1914)年 11月15日 |
新校舎で開校式を行う |
大正10(1921)年 4月1日 |
新潟県西蒲原郡立巻高等女学校と改称 |
大正11(1922)年 4月1日 |
新潟県立巻高等女学校と改称 |
昭和10(1935)年 4月1日 |
専攻科設置 |
昭和22(1947)年 4月1日 |
併設中学校設置 |
昭和23(1948)年 4月1日 |
新潟県立巻女子高等学校と改称 |
昭和23(1948)年 6月1日 |
定時制課程(昼夜間部)設置 |
昭和25(1950)年4月1日 | 両校を統合し、新潟県立巻高等学校が発足する 普通課程(北校舎)、家庭課程(南校舎)をおく |
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昭和27(1952)年3月30日 | 北校舎に8教室を増築 |
昭和27(1952)年3月31日 | 定時制課程を廃止する |
昭和31(1956)年10月10日 | 創立50周年記念式典を挙行する 北校舎西側に土地を購入、グランド整地する |
昭和37(1962)年4月1日 | 南校舎の土地に新潟県立巻工業高等学校が新設 |
昭和37(1962)年11月11日 | 体育館竣工 |
昭和39(1964)年7月10日 | 普通教室鉄筋3階半棟竣工 |
昭和40(1965)年9月27日 | 特別教室鉄筋3階半棟竣工 |
昭和41(1966)年3月31日 | 特別教室鉄筋3階半棟竣工 |
昭和42(1967)年3月31日 | 普通教室鉄筋3階半棟竣工 |
昭和42(1967)年10月12日 | 創立60周年記念および校舎増改築竣工記念式典挙行 |
昭和43(1968)年3月20日 | 管理棟鉄筋2階建竣工 |
昭和43(1968)年5月31日 | 生徒昇降口、渡り廊下竣工 |
昭和44(1969)年3月31日 | 音楽教室竣工 |
昭和45(1970)年3月31日 | 東側屋外運動場拡張 |
昭和45(1970)年12月22日 | 巻高等学校白楊会館竣工 |
昭和48(1973)年8月9日 | 水泳プール竣工 |
昭和52(1977)年10月7日 | 創立70周年記念式典挙行 |
昭和53(1978)年1月24日 | 第二体育館竣工 |
昭和62(1987)年5月30日 | グラウンド散水装置設置 |
昭和62(1987)年9月25日 | 創立80周年記念式典挙行 |
昭和62(1987)年12月7日 | 格技場竣工 |
平成2(1990)年11月15日 | 体育館大規模改修完了 |
平成3(1991)年9月30日 | 普通教室棟大規模改修完了 |
旧制巻中学校と巻高等女学校の両校が統合後、両校の校歌の作詞がともに相馬御風氏であり、さらに形式も同様であったことから、旧制中学校校歌の一番を一番とし、旧制高等女学校校歌の二番を二番としました。そして職員生徒より募集して当選した竹内三一郎先生の詞を三番とし、あわせて金子彦二郎氏に送り補訂していただきました。
作曲者は旧制中学校のものは斉藤佳三氏、旧制女学校のものは弘田龍太郎氏と異なっていましたが、原曲のメロディーをもとにいかしながら、勝山文吾先生が合唱曲として編曲されました。公式の場で歌われたのは、昭和26年3月の卒業式が初めてであったそうです。
作詞:相馬御風(一番・二番)・ 竹内三一郎(三番)
作曲:齋藤佳三、弘田龍三郎
編曲:勝山文吾
一、
越の国原渺茫と
瑞穂の波の寄るところ
千古ゆるがぬ伊夜日子の
雄姿をともに仰ぎつつ
親しみ学ぶ健児らが
聖なる志操たれか知る
二、
越路の国に降りつもる
雪をしのぎて咲く梅の
色もゆかしきこの花に
香もなつかしきこの花に
学びの庭の明け暮れを
いざやならはんもろともに
三、
狭霧はれゆく学園に
新生日本の夜はあけて
世紀の花ぞつぼみぞと
きほひ咲くべき朝は来ぬ
重き使命にめざめつつ
理想の文化きはめまし